- sumeragikawakami
この世に生まれて死ぬまで
何か表題が硬すぎるかもしれませんが、今回は「この世に生まれて死ぬまで」という題目で徒然なるままに書きます。
私たちはこの世に生まれてきて、そして必ずいつか絶対に死にます。
私を含めて誰もほとんどの方は死というものがいつ起きるかわかりません。
極端なことを言えば、明日死ぬかもしれなければ、5分後に生きているかどうか、
それは誰にもわかりません。
はかないことですが、生あるもの必ず死するのは自然の常ですね。
病気で死ぬか、事故で死ぬか、災害に命を落とすか。
誰もそんなことは予期していないはずです。
行政書士としての私は、お亡くなりになった御身内の方の相続案件を相談されることが多いです。
この世でいくら財産を持っていても、どれだけの収入があっても、あの世には持っていくことができませんし、その方の財産は誰かに相続されることになります。
不動産ならば固定資産税を誰かが払わなければなりません。
家庭の事情によっては被相続人と相続人との関係が希薄な方もたくさんいらっしゃいます。
身に覚えのない土地建物の固定資産税の支払いを余儀なくされている方もいらっしゃると思います。
私がここで申し上げたいのは、必然たる自分の死が起きたとき、残された御身内に相続がスムーズに進みますか?と問いかけたいことです。
多様性が認められる今の世の中ですから、身内でない方に相続したい方もおられるはずです。
多額の財産で残された親族の間に亀裂がおきることもあります。
遺言作成は私の事務所ではあまり勧めていません。
誰だって死んだあとのことなんて考えたくないからですよね。
ですが、法定相続人が誰になるのか、そして愛する方に相続されるものがどれだけか、それは知っておいてもいいと思います。
当事務所では、法に基づいてご相談を受けております。初回相談料はいただきません。
また、急に固定資産税の請求が来た方などにも誠意をもって対応し遺産相続に関する対応を行ってます。
最後に、
誰しも自分の死ということは考えたくないのは当然です。
ですが、財産は遺産などは抜きにして私たち日本人は常に「危機管理」を怠っていない歴史を保ってきました。
お侍さんは、常に身の回りを整え清潔にし、玄関、便所、居間は常に掃除を怠らず刀を研ぐことを忘れていなかったそうです。
「死に際を汚さない」という言葉は、「その日毎日の生を大切に感謝して生きる」という危機管理の意識ではなかったかと思います。
現代の私たちも同じだと思います。
どうか気軽にご近所の行政書士事務所で伺ってみてください。